目次 / Contents
Part 4 — フォント(文字)の選び方・使い方
まず知るべき2分類 — セリフ vs サンセリフ
2書体を使う — フォントペアリングの基本
読みやすさの設計 — サイズのヒエラルキー
日本語フォントの選び方
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Part 4
フォント(文字)の選び方・使い方
まず知るべき2分類 — セリフ vs サンセリフ
フォントは大きく「セリフ体」と「サンセリフ体」に分かれます。文字の端に「ひげ(セリフ)」があるかないかの違いで、与える印象が大きく変わります。
Serif / セリフ体
Typography
文字の端に「ひげ」がある書体。伝統・格式・信頼感を演出。ロゴや高級感を出したいデザインに向く。
Sans-serif / サンセリフ体
Typography
ひげのないシンプルな書体。現代的・清潔・読みやすい印象。チラシや案内資料に使いやすい。
Monospace / 等幅
AB123
すべての文字が同じ幅。テクニカル・クールな印象。ゼッケン番号や品番表記に向く。
Display / 装飾系・手書き
hand crafted
個性的で目を引く書体。見出しや短いタグラインのみに使い、本文には使わないのが鉄則。
💡 紙面デザインのポイント
見出しは印象、本文は読みやすさを優先します。細すぎる書体は小さく印刷するとかすれることがあるため、用途と用紙に合う太さを選びましょう(Part 1「フォントのアウトライン化」も参照)。
2書体を使う — フォントペアリングの基本
1つのデザインに複数の書体を使う場合、見出し(表示用)と本文(読む用)で書体を変えるのが基本です。メリハリと可読性が同時に手に入ります。
Pair A — コントラスト型(セリフ × サンセリフ)
おすすめ ★★★
デザインの力
セリフ体の見出し × サンセリフ体の本文。対比が明確で読み手の目が自然にガイドされます。雑誌やパンフレットで最もよく使われる組み合わせ。
Pair B — 同族型(ウェイト差)
おすすめ ★★★
ORIGINAL WEAR
同じフォントファミリーでウェイト(太さ)を変えるだけ。統一感を保ちながら強弱を出せる最も失敗しにくい手法。
✗ 3書体以上を混在
異なる書体が3つ以上あると統一感が崩れ、アマチュアっぽく見えます。1〜2書体にまとめるのが基本です。
✓ 2書体・ウェイトで変化
書体は2種類まで。太さや文字サイズで変化をつける。少ない素材で最大の表現を目指しましょう。
読みやすさの設計 — サイズのヒエラルキー
フォントサイズにも「大→中→小」の階層(ヒエラルキー)が必要です。見出し・サブ見出し・本文・キャプションが同じサイズだと、どこから読めばよいかわからなくなります。
チームの絆をカタチに
fashionI — 印刷用デザインデータ
名刺・チラシ・ポスター・冊子など、目的と読み手に合わせて情報を整理。伝えたい内容が自然な順序で届く紙面を設計します。
fashionI DESIGN / 印刷用データ納品
28px Bold 800見出し(H1)— 最も大きく、一番に目に入る
18px Semi 600サブ見出し(H2)— 補足情報
14px Regular 400本文 — 読みやすさ最優先
10px Monoキャプション — 付属情報
💡 ポイント
隣り合うテキストサイズの差は「1.2〜1.5倍以上」つけるとメリハリがつきやすくなります。本文が14pxなら、サブ見出しは18px以上、見出しは28px以上が目安です。
日本語フォントの選び方
日本語フォントはアルファベットより種類が限られます。大きく「ゴシック体(サンセリフ)」と「明朝体(セリフ)」の2択が基本です。
ゴシック体(太め)
伝わるデザイン
力強く読みやすい。チラシやポスターの見出しに。
ゴシック体(細め)
伝わるデザイン
洗練・上品。ファッション系ブランドに。
明朝体
伝わるデザイン
伝統・格式・和の雰囲気を演出したいとき。
英字 × 日本語の組み合わせ
fashionI
英字はOutfit等、和文はNoto Sans JPで相性◎
📌 紙印刷での注意点
細い書体(Thin・Light)は小サイズや吸水性の高い用紙でかすれやすくなります。補足情報でも6pt程度を下限の目安とし、本文は8〜10pt程度から検討してください。入稿時のアウトライン化も忘れずに。